T I 耐久フェスティバル

"オープン3H耐久レース"

4月29日(日)、30日(月)、TI サーキット英田で行われた「TI 耐久フェスティバル」。今回で第3回目となった、オープン3時間耐久レース。BL FACTORY RACINGからは、今年も2台エントリー。今回の注目は、スペシャルゲストライダーとして「サイボーグクロちゃん」こと、黒田君をゲストに招き、ゼッケン45番のKZ1000Jの第1ライダーとして出場していただくことになりました。彼はこのマシンはもちろん、18インチでサーキットを走るのも初体験となり、さらに興味深いレースとなりそうです。どのようなレース展開となるか、乞うご期待ください。

29日、予選日。エントリー総台数60台だったので、とりあえず、予選落ちは免れ、少し緊張はほぐれた。

午前7時から車検が行われ、マシン、つなぎ、ヘルメット、ブーツ、書類、ガソリン缶、消火器が持ち込まれ、次々にチェックを受ける。そこで、ハプニング!!マシンのチェックで、マフラーの取り出し口がいけないと再検。メガホンタイプがいけないらしい。昨年まで大丈夫だったはずなのに・・・。この当時のマフラーはこの形状だと、主張するが受け入れてもらえず、どうしても1台だけ、再検となった。51番のマシンだ。51番は、メガホンが少し上向き気味。この出口から水平に排気が流れるように、出口をもう少し伸ばすよう指示が出た。この時、すでに7時50分。車検時間は残りわずか40分。この間にこのマフラーをどうすれば・・・。チーム全員で悩む。とりあえず、すこしでも排気を水平にもっていけばいけるかも、と、メガホン部分をすこし回して、もう一度車検場へ。がしかし、これでもだめだった。なんとか検査員に頼みこむ。結局、予選までの車検には間に合わず、51番は賞典外となり、決勝は最後尾グリッドからのスタート、それでも、とりあえず予選へ向かった。

予選はまず第1ライダー、ゼッケン奇数A組の予選は午前9時から。BLからは45号車の黒田選手、51号車の今川選手が準備にかかる。天候は少し前からの雨で路面が気になる。51番は17インチのレインタイヤが用意され、待機する。問題は45番。18インチのためレインタイヤは後輪しかない。それも今は廃盤となった最後の1本だ。とりあえず、路面はウエットなのでレインに履き替える。第1ライダーの2人はもちろん第2ライダーの2人も普段よりも増して緊張する。「なんで雨やねん・・・。」とつぶやくのであった。45号車は、「もう、雨やったら無理はせんとこ〜。とりあえず、決勝へ・・・、な。」51号車は、「なんで賞典外やねん。レインやったら結構イケとったかもナ・・・。」と車検に通らなかったマフラーを悔やむのであった。

午前9時。次々にスタート。51番の今川選手は全7周走り、ベストタイムは2分2秒377。なんと、ゼッケン奇数A組では3位となった。しかし、残念ながら賞典外である。45番の黒田選手は全6周走り、ベストタイムは2分13秒824。

第2ライダーの予選は午前10時40分から。先程からの雨は止んだものの路面はハーフウエット。とりあえず、タイヤはそのままで行くことに決定。45号車に乗る私はレインタイヤは初体験。ところが、走行ラインはほぼドライの状態。レインタイヤでは、アクセルを開けて行けない。無理をせず全4周走って、ベストタイムは2分4秒300。51号車の稲田選手はベストタイムは1分59秒154。決勝へは、45号車は43位で、51号車は32番手のタイムで有りながら、最後尾グリッドと発表された。

なんとしても悔やまれるのが51号車。協議委員会で協議した結果、決勝までにマフラーの件をパスすれば、優勝も可能である、と連絡をもらった。よかった! 2人のヤル気が戻った!!なんとしてでも、マフラーを替えよう。

それから、色々と知り合いに聞いて回ったり、聞いてもらったりした結果、一度、店へ帰ることにした。明日までにまだ時間はタップリある。とりあえず、車に乗り込んだ。TI を出て、付近にいくつか車屋がある。一度聞いてみよう。あるひとつの店に入り込んだ。すると、「TI に溶接出来るトコあるで。」と教えてくれた。やったぁ〜! 帰らんでもええやん! あわてて、TI に戻る。そして第2コーナーの少し奥のガレージに溶接機があることを教えてもらった。そこで溶接のスペシャリスト長谷川さんの登場である「ちょっと不細工やけどええやん!」これでイケる!!